就活迷走系女子大生のブログ

都内の大学4年生。日々感じたこと、考えたこと。

桜と母と就活と

母とお花見へ。
思ったより開花が進んでなくてまだ6分咲きといったところだったけど、公園でお花見してる人たちがみんな幸せそうでこっちまで笑みがこぼれてしまった。
周りからしたら無邪気に遊ぶ子供達を見つめながらニヤつくかなりヤバいやつだったに違いない…。

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桜って人を幸せにするパワーがあると割と本気で思ってる。


お花見の帰り道に立ち寄ったカフェで就活の話になった。
まあね、今の時期だからね。

なんでもっと動かないの?やりたいことがあるならさっさと内定とって、その後で思う存分やればいいじゃない。

刺さった。苦しい。わかっているのだ。私もそれはわかっている。今やらなくてどうするんだ。
他のみんなだってやりたい仕事が明確にあるわけじゃない。それでもがむしゃらに頑張っている。

なぜそれが私にはできないのだろう。


別に働くことが嫌なわけではない。実際長期インターンとして週4回ほど正社員の方々と同じスケジュールで働いていた時も働くことがきついと思ったことはなかった。
ただ今は自分が方向性を失ってしまっているような気がしてならないのだ。自分のことが、自分のことのはずなのにわからない。何をして生きていきたいんだろう。自分ってどんな人間なのだろう。何を目指しているんだろう。私の価値ってなんだろう。

いきなりこんなことを言うのもなんだが私は両親が大好きだ。ここまで自由にさせてもらって本当に感謝している。
中高大と私立に通わせてもらい、その上大学3年になって留学に行きたいと急に言い出した時でも嫌な顔1つせず、むしろ全力で背中を押してくれた。いつだって私の選択を尊重してくれた。
こんなに親に迷惑をかけながら生きてきたのだから、いい企業に就職して親孝行してあげるべきなのだ。
親が私に投資してきてくれた分きちんとそれに答えてあげたい。
でも今の自分にはまだ考える時間が、就活ではなくて、とりあえずやってみたいことに挑戦する時間が必要な気がしてしまう。

親が私に対して大手の企業に行って働くことを望んでるわけではない。私がやりたいと思うことで生きていけるだけのお金を稼げたらそれでいいと思っている。
だからなおさら苦しい。こんなに子供のことを尊重し想ってくれる親を持っているのに、なぜ他の子たちのように就活に一生懸命になれないのか。

自分の情けなさ、不甲斐なさに涙が溢れてきて、止めようにも止められなくて、ただただ涙が頬を伝っていった。
ごめんね。こんなにダメダメな娘でごめん。将来について考えてないんじゃなくてこれでも将来について本当に真剣に考えてるんだ。
いつかちゃんと恩返しできるような、安心させられるような大人になるように頑張るから。もう少しだけ時間をください。


働く場所、生きる場所

働く場所は生きる場所。

1つの場所に縛られて働きたくないと思ってしまうのは甘えなのだろうか。


人間は様々なことからエネルギーを得ている。
周りの人々、仕事のやりがい、美味しい食事、のめり込んでいる趣味…
でもそれだけじゃなくて
今自分がいるその場所からも生きるエネルギーを得ている気がする。

ニューヨークの街中で周りを見渡した時に感じたあの感覚。
立ち並ぶ高層ビル、足早に行き交う人々、車のサイレン、顔に刺さるような冷たい空気、そこにあるすべてを包み込むような柔らかい日差し。
まるで“ニューヨーク”という街自体が発しているエネルギーが身体を駆け巡っていくような。

私が旅を好きなのは、きっとその土地ならではのエネルギーを感じることができるからなのだと思う。


場所に囚われないで生きたい。
いろんな場所を見て、感じて、考えて。
こういう風に生きていきたいと思うのは
無謀すぎるのかな。


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